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MOPTOP通信
いよいよ今年もわずかになってきましたね…
寒い日と暖かい日の温度差が激しい今日この頃ですが、皆様お元気でしょうか。
今回のMOPTOP通信は、先日イベントに参加させていただいた「アトリエkiki」さん、
工事中は青梅市師岡町リノベーション工事現場と呼ばれていた現場の完了報告をさせていただきます!
今回の工事は、写真の趣のある日本家屋を改装します。

初日は解体作業からスタートです!











外の小屋も解体します。






小屋を解体してむき出しになった外壁の一部やサッシも解体して行きます。


今回この解体した場所に、部屋の一部を増築します。
まずは増築部分のブロック基礎工事を行います。


基礎ができると、木で増築部分の壁を造って行きます。




室内から見るとこんな感じです。

木下地ができると外壁材を施工します。


次は、外壁材の上に左官工事をして行きます。



最後にきれいに塗装を施してこの場所の工事は終了です。
増築部分の壁もすっかりきれいになりました。


次に工事は室内工事に戻ります。
写真は解体初日にお風呂場や洗面所などをこわした場所です。

元々キッチンとお風呂だった2つのスペースをひと続きにするために、間の壁を撤去し、補強をするために天井の下に梁を入れます。




梁が入ると、次は天井と床を復旧し、
新しくキッチンとバックヤードを兼ねた広いワンフロアを 作ります。
まずは天井です。
ユニットバスと一緒に解体した天井と増築した部分の天井をつなげます。



ただ単に平たく天井を造っても面白くないので、一部勾配を生かした天井と平らな天井を合わせました。
リアルアンティークな雰囲気が良い感じになりました♬










建物正面にあった大きなサッシを撤去する作業を行います。
既存の古いアルミサッシを取り、新しく木製のサッシを取り付けます。
一言でサッシを撤去と言っても、なかなかの大仕事です。





大きなアルミサッシを撤去した場所には新しく枠を入れます。




かなり大きなサイズの間口なので、枠を入れるのも大仕事です。
玄関にも枠を設置します。


無事に枠が入りましたー!
あとは新しい戸の仕上がりを待ちます♪
さてさて、その間に工事はまた室内に行きます。
洗面室とトイレの工事です。
洗面室の造作洗面台を造って行きます。
元々広いスペースに既製品の洗面台が置かれていたのですが、そのスペースをいっぱいに使い、
広々造作洗面台を造ります。




土台ができたら、洗面台の天板にタイルを施工します。
選んだタイルは雰囲気のあるグリーンのタイルです。


タイルを貼り、洗面ボウルを設置すると、可愛い洗面台になりました(^ ^)
またトイレの手洗いを設置する予定の壁にもシンプルな白のタイルを施工しました。
なかなか素敵な仕上がりです♬

タイル工事が終わると左官工事が行われ、壁に漆喰が塗られます。


壁が仕上がると、扉を造ります。
扉は現場を離れて、作業場での作業です。
写真は、洗面室に取り付ける造作戸を製作している様子です。
あらかじめ造った戸のベースに古材を貼り付けて行きます。







古材の表情が雰囲気のある造作戸になりました(^^)
仕上がると現場に設置するのですが、
今回、この吊り引き戸は設置の仕方にもこだわりました。
鉄製のレールと滑車を組み合わせて作ったパーツを使って開閉する吊り引き込み戸に仕上げます。
スライディング戸などとも呼ばれたりもする戸で、枠の外側に設置するので、後からでも比較的容易に取り付けができる戸です。
今回の鉄製のレールは、いつもお世話になっているKUMA鍛鉄工房さんに造っていただきました。



取っ手もアイアンにするなど、建物の趣きに合わせて雰囲気のある仕上がりになりました!
この造作戸1枚だけでも存在感抜群です(^^)




玄関やトイレの戸なども合わせて設置します。


塗装を施し、ガラスを入れれば完成です。




さあ、これで全ての工事が完了しました!
わかりやすくビフォーアフターの写真でご紹介して行きますよ(ノ´∀`)ノ

Before

After

Before

After

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After

Before

After

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After

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After

Before

After


Before

After

Before

After

いかかでしたでしょうか。
アルミサッシを木製サッシへ…
既製の洗面台を造作洗面へ…などなど。
ビフォーアフターを見比べると、仕上がりの違いがよくわかります!
今回のリノベーション工事は、ただ新しくきれいにするというだけだはなく、
元々の素敵な建物の雰囲気に合うようにな材料の選択、デザイン設計にこだわりました。
お施主様にもとても喜んでいただき、楽しいお仕事になりました。
ありがとうございました(*゚∀゚*)
筆:藤野