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MOPTOP通信
めっきり寒くなってきた今日この頃ですね。
MOPTOPの事務所のある梅郷も朝晩の寒さが厳しくなってきました(>_<)
みなさん風邪などひかれてないでしょうか?!
さてさて、またまたすっかりご無沙汰してました現場報告です(^_^;)
9月から10月にかけて工事をさせていただきました、青梅新町のリノベーション工事が無事に完工しました。
今回はその工事完工報告を致します(^_^)v
まだ今よりもとっても暑かった9月頭、青梅の新町で工事がスタートしました!
今回の工事は、中古の戸建ての家をリノベーションする工事です。
お施主さんの素晴らしい働きもあって、無事にスムーズに解体作業が出来ました(^_^)v
解体作業が終わったら、いよいよ本格的な工事スタートです。
まずは床張り作業からです。
既存のフローリングの上から無垢の床板を張っていきます。
今回の床板はパイン材です。
いつもMOPTOPのFacebookやHPをご覧いただいている方は、パイン材の床ってよく出てくるなぁ…と思う方がいると思います。
パイン材を日本語で表すと「松」です。
日本でも松には赤松、黒松、障子松など沢山の種類があります。
針葉樹独特の木目、節の素朴さ、香り、温かみのある柔らかさなどが人気です。
また、無垢の床なんて、高いから既製品のフローリングでいいわよ!って思われる人もいますが、
値段もお手ごろなのも、人気の理由の一つです♬
床が無垢の木になるだけで、部屋の印象はガラリと変わるので仕上がりが楽しみです(ノ´∀`)ノ
床張り作業が完了しました(^_^)v
床が完成したらその床に塗装を施すのですが、今回の床塗装はお施主さんにやっていただくことになりました。
初めての床塗装体験に緊張したのか、黙々と手を進めるお施主さん(*´∀`)
その甲斐あってか、とてもきれいな仕上がりになりました。
自分たちで仕上げた床は愛着沸きますよね♬
この現場はまだまだお施主さんが活躍してくれます(^^)
ここからしばらく大工作業が続きます。
新しい間仕切りやドア枠を造ったり…
キッチンスペースの仕切り壁を作ったり…
今回、一階に元々あったキッチンの場所とは全く違う場所に新しいキッチンを新設します!
間取りも一新するので、部屋のイメージもガラリと変わります。
また、このころ外でも外壁塗装の作業がスタートしました。
塗装屋さんに教えてもらいながら、お施主さんが挑戦しました♪
室内ではいよいよキッチンを設置します!
お施主さんがショールームを回り回って選び抜いたこだわりのキッチンです♬
丁寧に組み立てて行きます‼︎
キッチンの設置完了です♪
(まだ水栓 蛇口がこの時は付いていませんが・・・。)
さて、工事はまだまだ続きます!
この日はリビングに付ける扉の一つを設置しました。
納戸、階段、などが前に来る廊下へ続く、スペースが無い場所に付ける扉なので、引き戸を選択。
もう一つの扉は、まだ付いていませんが、玄関前のメイン扉で今回木製の手作り扉になります。
そちらもあとで出てくるのでお楽しみに♬
次の作業は久しぶりの玄関交換作業です。
これが既存の玄関ドアです。
このドアを撤去して新しいドアを設置します。
ドアの開きのことを勝手と言いますが、そのドアの勝手(開き)には、右勝手(右開き)と左勝手(左開き)があります。
右勝手(右開き)とは、
ドアが時計回りで開きます。(ドアを押す側に立つと、蝶番が右側にあります)
左勝手(左開き)
ドアが反時計回りで開きます。
(ドアを押す側に立つと、蝶番が左側にあります)
今回、リノベーション前の既存のドアの勝手方向が右勝手でとても使いずらかった為、思いきって左勝手の玄関ドアに交換することになりました。
無事今玄関ドアが交換完了です!
養生のダンボールが外れた時の様子は後ほど♪
だんだんと大工だけだった現場に仕上げ仕事をする職人さんが入ってきます♬
この日は、1階では大工作業と、隣りで左官屋さんが施工の下準備の仕事をしていて、
2階では、壁紙を張るクロス屋さんが仕事をしている、というように同時進行で内装仕上げ仕事が行われてました!
この大工が壁に向かって作っている写真は、壁にニッチを作っているところです。
ニッチ(niche)とは、もともと西洋建築の用語で「壁の凹み」のことです。
壁面や柱を半円・方形にくりぬき、中に物を飾れるような飾り棚のようなものです♬
これからどんどん現場の様子が目に見えて変わって行きますよ(ノ´∀`)ノ
この日は久しぶりの古い柱を磨く作業です。
リノベーションでよく出てくる作業ですが、
一部壁を抜くために露出することになった古い柱を、磨いて塗装し、見せる柱にします。
この後は内装の木部塗装もスタート♬
柱に使う塗料の色は、床や壁の色よりあえてトーンを落として、柱が部屋のアクセントになるようにしました。
リビングに設置する木製ドアの枠は、お施主さんのご希望で明るいオレンジがかったブラウンに仕上げます。
この下駄箱の塗装はお施主さんが担当しました♪
最後に取っ手などの金物が付いて、オリジナルの下駄箱収納が完成しました!
収納の中は可動レールを設置したので、棚の高さを自由に変えることができます。
取っ手やフックはお施主さんの奥様のイメージに合うものを探している時にアンティークショップで見つけたものです♡
フックの下の板は、お施主さんのご希望でお子さんが汚れた手で触っても壁が汚れないように手置きとして設置しました。
真っ白のかわいらしい下駄箱ができました!
最後に残っていた大仕事、サッシ交換も行いました。
道路に面した既存の窓が曇りガラスの面格子付きサッシで見通しが悪かったため、
開放感のあるサッシに交換することになりました。
せっかくサッシを交換するので、窓枠は無垢の木で作りました♬
工事はいよいよ終盤です。
今回現場の壁には「珪藻土」を塗ることになりました。
珪藻土というのは、
藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)です。
珪藻土は活発な吸湿性により、余分な湿気を吸湿してくれるので、結露防止や湿気対策になります。
また、珪藻土の活発な呼吸性(吸・放湿性)により、室内湿度の変化に敏感に反応して、快適湿度に保つ調湿効果が期待できます。
珪藻土仕上げの塗り壁は見た目もとってもおしゃれに素敵になります♬
この珪藻土施工を利用して、
塗り壁だからこそできるスペシャルなことをお施主さんに体験していただきました。
写真を見ていただいたらわかりますが…
珪藻土塗りたての壁にご家族で手形を押していただきました♬
これから長く住む家。
家の歴史とともに、お子さんの成長を感じていただけたらと思います♬
そんなこんなしていたら、建具屋さんにオーダーしていたリビングのオリジナル扉が届きました!
お施主さんのご希望のデザイン通りに作った扉です♬
窓に使用したガラスは、『型ガラス』、または『型板ガラス』といって、
ガラスの片面に型模様をつけたガラスです。
日射透過率などは表面がフラットのガラスとあまり変わりないので、
光を通しながら視線を遮ることができます!
取っ手は扉のデザインに合わせてこちらでご提案させていただきました。
お部屋のアクセントになるようなかわいい扉になりました(*´∀`)
ここまでが一通りの工事の経過です!
一気に飛ばしてご報告しましたがいかかでしょうか?!
最後に恒例の施工のビフォーアフターをご紹介したいと思います♪
Before
ビフォーアフタ―いかかでしたでしょうか?
様子がわかりましたか?
今回のお施主さんは他のお客さまからのご紹介とかではなく、
ネット検索でMOPTOPを見つけていただいき、このホームページを見てご連絡いただいたまるっきりご新規の嬉しいお客さまでした。
この工事にご満足いただけているという感想をいただき、一安心致しました♬
いつものように…
生きて動ける限り、この家の面倒は見ます‼︎
と約束を交わし現場を後にしました。
また一つ無事に現場が完工を迎えました~‼(^_^)/
ありがとうございました✳︎
筆:藤野