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MOPTOP通信
2015年がスタートしてMOPTOPの現場1本目は、なんと奥多摩の白丸!
青梅を山方面に進み、御岳を通り越して、まだ先です。
とても山深く、目の前には白丸瑚というきれいな湖が広がっているものすごくきれいなところです。
きれいなのは気持ちがいいのですが、改修工事をするお宅は、ものすごい傾斜地に建っていて、最初にこの場所を見たときは、
材料の搬入搬出を考えただけでドキドキしました(^_^;)(笑)
でもそんなことは言ってられません!
新年明けて最初の現場!!急な坂道もなんのそので頑張っていきます!(^^)!
今回のリフォームの内容は、築約45年の建物の改修工事です。
工事内容はいくつかあるのですが、まずは屋根の改修です。
今回のお宅の屋根は、雨樋にたまった落ち葉が屋根の下地を腐らせたことが原因で、屋根の軒先部分がとても痛んでいました。
したがって、雨樋を撤去して、傷んだ屋根を修復します。
通常だと、屋根を剥がして、新しい屋根に取り替えるのですが、
今回は、大規模な工事になるのを避けるために、既存の屋根の上に屋根の下地を組む工法で仕上げます。
この方法は、平成10年くらいまでに使われたコロニアルやカラーベストと呼ばれる屋根材に含まれる、
有害物質アスベストの屋根工事の際にも有効的な工法です。
そんなこんなで、いよいよ工事スタートです!
初日はまず大変な材料搬入からです。
ベテランの材木屋さんが汗をふきふき搬入してくれましたー(>_<)
材料が入ったら、屋根の下地を組んで行きます。
大工が、下地をつくっている間に、隣では、次に使用する破風板(はふいた)の塗装をしています。
破風板は、以前も説明しましたが、屋根の端をくるっと巻くように付いている板です。
この時期は、なかなか塗料が乾かないので、テンポ良く迅速に塗っていきます!
下地が組めると、野地板(のじいた)という屋根材の下地材を張っていきます!
」
ひいてみると、かなり山深い場所で作業しているのがわかります(*^_^*)
こんな感じで、野地板が張り終わりましたー(^_^)v
記念にお施主さんと屋根ーっ♪のポーズ(笑)
イエーイ(^_^)v
野地板が張れると、ルーフィングを張っていきます!
ルーフィングとは、屋根の防水のために屋根材の下に施工するシート状の建材です。
ルーフィングが張り終わったら、いよいよ屋根材です!!
今回の屋根材は、ガルバリウム鋼板といって、アルミニウム、亜鉛などから成る、
アルミ亜鉛合金メッキ鋼板で、耐食性、耐熱性、耐久性などに優れている屋根材です。
そのガルバリウム鋼板を瓦棒葺き(かわらぼうぶき)という工法で施工します。
瓦棒葺きとは、亜鉛鉄板などの大きな面積の金属板で屋根を葺く(ふく)時に用いる工法で、
ゆるいこう配の屋根の斜面に沿って、一定間隔で、瓦棒と呼ばれる角棒状心材をいれます。
雨や強風に比較的強い工法です。
それでは、屋根材を張っていきますよう♫
休憩も屋根の上です(^^)
屋根から見ると、丘にいろいろな材料が並んでいます♫
で、ついに…
すっかりきれいになりましたー!!
最初の施工前の写真と見比べてみてください。
見違えますね!(^^)!
これで、屋根の改修工事は完了です。
白丸リフォーム現場の次の現場報告をお楽しみに~♪
筆:藤野