今、家を造る材料は、工場で行うのが一般的なのですが、そうではなく、今回、大工が自ら手で加工します。
11月末のある日、MOPTOPの作業場に、12月から始まる新しい現場の材料がやって来ました!
いつもお世話になっている山栄材木店さん
「刻み(きざみ)」とといって、建築地に材木を運び込む前、図面読みながらどこにどの木を使うかを考え、
現場でスムーズに組み立てられるように事前に加工を施していきます。
12月からの建前(たてまえ)(構造材を組み立てる作業)を始めるまで、作業場でこの材料を刻んで行きます!
作業の様子を少しご紹介です。
以下の写真は材料の墨付け作業の写真です。
墨付けとは、 材料を加工する前に、墨つぼと墨さしを使って大工が柱材や梁材などの構造材や、造作材などに印を付ける作業です。
墨付けが終わると、その通りに加工作業をしていきます。
例えば、この下の写真。
これは梁の材料で加工前の写真です。
これを加工していきます。
これは、梁と梁をつなぐ接合部分で、複雑な形をしているので、
集中して作業します!
で、加工後…
こんな形になりました♪
次もまた違う材料の加工の様子です。
何やらまた大きい機械です!
これは、「ホゾとり」と言って、柱の土台や梁に空けた穴に突き刺す部分を加工する機械です。